下値遊び

読み方:したねあそび

下値遊びとは、下降トレンドにおいて大陰線が出現し、その後に小幅のもみ合い状態が続き、最後に窓を開けて陰線が出現する、一連のローソク足のことである。

下値遊びが形成されるには、まず相場が下降トレンドの状態の時に大陰線が出現することである。下降トレンドで大陰線が出現すれば、そのまま下降の一途をたどることがあるが、下値遊びの場合は少しの期間だけ小幅のもみ合い状態が続く。

最後に、下放れして陰線が出現すれば下値遊びが形成される。

下値遊びでの売りのポイントは、最後の陰線を確認した時点である。

下値遊びのローソク足例
下値遊び

なお、上昇トレンドにおいて小幅のもみ合い状態が続き、上放れして陽線が出現する、一連のローソク足群を上値遊びという。

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