並び線

読み方:ならびせん
別名:並び黒
並び線とは、2日連続で出現する同じ形のローソク足のこと。転換暗示線の1つ。
並び線は、2日連続で始値と終値、高値、安値がほぼ同値となる場合である。なお、安値圏での並び線は、2日とも陽線で、高値圏での並び線は、2日とも陰線であることが条件となる。
並び線が安値圏で出現した場合は、下値抵抗が強いことを表している。そのため、下降トレンドから上昇トレンドへ転換することが多い。また、並び線が高値圏で出現した場合は、上値抵抗が強いことを表している。そのため、上昇トレンドから下降トレンドへ転換することが多い。
並び線が高値圏で出現した場合を特に「並び黒」と呼ぶことがある。
なお、並び線と同様に、転換暗示線には、下影陽線、下影陰線、足長同時、トンボ、トウバなどがある。
安値圏での並び線
安値圏での並び線
高値圏での並び線
高値圏での並び線
次のチャートは、USD/JPYの1時間足である。2011年9月22日6時(GMT)に並び線が出現している。前日の20時頃から相場が上昇トレンドとなったが、6時に並び線が出現している。その後、相場は、上昇トレンドから下降トレンドへ転換している。
並び線の例

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