ネガワット(Negawatt)とは、エネルギー学者エイモリー・ロビンスが提唱した概念で、節電や自家発電などによって得られた余剰電力を意味します。ネガワットの取引とは、余剰電力を電力会社が買い取り、不足分に充当する取引のことです。2017年4月には、日本でも節電協力を約束した企業や家庭が要請に応じて使用電力を減らすと報奨金を受け取ることが可能になる新たな枠組みが導入されました。ネガワットの取引により、電力会社と節電活動を行う企業や家庭をつなぎ、地球温暖化対策や新しい技術開発の促進に役立てることが期待されています。