利賦札

利賦札の意味・解説

読み方:りくばりふだ

利賦札とは、利札と賦札の総称である。利札は、支払期ごとの利子額が記載されているもので、賦札は、支払期ごとの元利金額、または元金額(償還金額)が記載されているものを指す。

利賦札に言及している法令

引揚者国庫債券の発行交付等に関する省令
(昭和三十二年大蔵省令第四十九号)

第三条 引揚者国庫債券には、その裏面に引揚者給付金等支給法施行令(昭和三十二年政令第百十二号)第九条の規定により厚生労働大臣の権限に属する事務を行うこととされた者が引揚者給付金又は遺族給付金を受ける権利を有する者として認定した者(以下「受取人」という。)の氏名(第十一条の規定による記名の変更の手続がなされた場合においては、当該変更後の氏名)を記載し、その利札及び賦札に「記名」の二字を表示する。

第十条 引揚者国庫債券の元金及び利子は、指定日本銀行等において前条第一項から第三項までの規定により届け出た印鑑と同一の印影のある利札又は賦札と引き換えに支払うものとする。
2 前項の場合において、受取人以外の者で当該引揚者国庫債券の元金及び利子の受領につき正当に権利を行使することのできるものが支払を請求したときは、その者が正当に権利を行使する者であることを証明する書類を提出させた上、その者の印を押した利札又は賦札と引き換えに支払うものとする。

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