第一次所得収支

第一次所得収支とは

第一次所得収支とは、国の所得収支の1つで、投資などによって生じる利子や配当の受け払いの差額のことである。受取額が支払額を上回れば黒字、下回れば赤字となる。第一次所得収支は、雇用者報酬と投資収益、その他第一次所得の3つに大別される。そのうち第一次所得収支の占める割合の最も大きいのが投資収益である。

第一次所得収支の投資収益は、さらに直接投資収益と証券投資収益、その他投資収益に分けられる。直接投資収益は親会社と子会社との間の配当金・利子等の受け取り・支払いの差額であり、証券投資収益は株式配当金及び債券利子の受け取り・支払いの差額である。また、その他投資収益は貸付・借入、預金等に係る利子の受け取り・支払いの差額である。

第一次所得収支の推移

国際収支状況
出所:国際収支状況(財務省)

第一次所得収支の内訳

  • 第一次所得収支=雇用者報酬+投資収益+その他第一次所得
  • 投資収益=直接投資収益+証券投資収益+その他投資収益
  • 直接投資収益=配当金・配分済支店収益+再投資収益+利子所得等
  • 証券投資収益=配当金+債券利子

令和元年の第一次所得収支

令和元年 平成30年
第一次所得収支 207,202 208,533
雇用者報酬 -178 -129
投資収益 207,923 209,455
直接投資収益 104,106 100,635
配当金・配分済支店収益 48,505 45,863
再投資収益 54,050 53,448
利子所得等 1,550 1,325
証券投資収益 97,220 98,506
配当金 3,120 8,391
債券利子 94,101 90,115
その他投資収益 6,597 10,314
その他第一次所得 -544 -793
(単位:億円)

第一次所得収支の推移

第一次所得収支推移

投資収益の推移

投資収益の推移

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