読み方:ダブルエーワン
Aa1とは、信用格付け機関のMoody’sが、債券や債券の発行体の信用度を表すために付与する記号のこと。
記号はAから始まり、B、Cと続く。Aは信用度が高く、Cは信用度が低い。
また、AにはAaaやAa、Aなどさらに細かく分類される。BやCについても同様である。
Moody’sが付与する記号は、Aaa(トリプルエー)が最上位で、以下、Aa1(ダブルエーワン)、Aa2(ダブルエーツー)、Aa3(ダブルエースリー)、A1(エーワン)、A2(エーツー)、A3(エースリー)と続き、次にBaa1(ビーダブルエーワン)のようなBの格付けがあり、その次にCの格付けがある。
Aa1は、上から数えて2番目の格付けである。また、Aa1は、一般的には投資適格な債券とされる。Aa1は、Aaaと同じく、財務力が極めて強く、債務履行の確実性が最も高いと評価された場合に付与される。
Aa1は、格付けAaのグループに属する。格付けAaは、Moody’sでは、信用力が高く、信用リスクが極めて低いと判断される債務に対する格付としている。
Aa1は、信用格付け機関のうちMoody’sが用いており、Standard&Poor’sやFitch Ratingsなどでは「AA+」が用いられている。